徳山ダムの底に眠る「徳山村」の悲劇・・・(岐阜県)
岐阜・本巣の「富有柿」地帯を抜け 一路417号線を北上~
山々がどんどんと迫り来る~~ほんとに山間部に入っていく
「何をいまさら~」だけど改めて岐阜は実に山が多いところだと思う
途中 「岐阜県が全国で2番目に多い」と言われる「道の駅」に立ち寄る
この道の駅「星のふる里ふじはし」
「ふる」をひらがなにしたのは やはり洒落なんだろう~
星ふるの「降る」と 故里の「故」・・・ ^-^;
ここは お茶がとれるらしい
そして ここには「徳山民族資料館」があり
そこに「ダムの底に消えてしまった徳山村」の記録・郷土史がおいてあるらしい
(ここの郷土史のことは あとで気付き見学していない・・・)
そのまま どんどん山奥に行くと
いよいよ「徳山ダム」が・・・
巨大なダムが見えてきた
ここの徳山ダムは
ロックフィルダム式 (石ころがゴロゴロと積み上げてある・・)
高さ;161m (参考までにエジプトのギザのピラミッドの高さが147m)
堤頂長;427.1m (堤防の上の部分の長さ)
堤頂標高;406m (堤防のある所の標高)
総貯水容量;6億6,000万㎡(平方メートル) (単位が多き過ぎて分からん・・)
総工費;3,500億円
・・・ということです
そして 完全に湖底に沈んでしまった「徳山村」
この写真は ダムが出来 水を溜まり始めて 4分の1~3分の1くらい
*真ん中の橋が沈み・・・右端には小学校が・・・(>ー<)・・・
このとき
沈み行く徳山村の中で、長年にわたって「増山たづ子」という写真を撮り続けた1人の女性がいた
彼女は村の自然・四季・人々など、ありし日の日常を写真という形で後世に残そうとした
そして ダム完成直前にして88歳で死去した
悲劇の話は多い・・・・・・
そして今 完成した「徳山ダム」・・・
湖底に沈んだ徳山村をかかえた「徳山湖」・・・
いまは ただ・・・少し遅い紅葉の葉が 山を寂しく彩っていた・・・
まるで 「徳山村の人々の悲しさ」を現すように・・・・・
そのとき・・・一筋の虹が・・・
きっと この虹は 湖底に沈んでしまった村の魂が
虹となって 出てきたのかも知れない・・・
まるで 生き物のように~・・・・・・・
*僕はこの「徳山ダム」建設のいきさつ・過程などについて詳しくは知りません・・・
ただの 聞きかじり・読みかじり です・・・
だから このダムについて 賛成だった反対だった・・・などと軽々しく言える立場ではありません
でも!!「徳山村」がこのダムによって湖底に消えてしまったことは事実です
そこには 466戸・522世帯(約1,500名)の村人が暮らしていたのです
その人たちの 故里はもう 湖底に消えてしまってありません・・・
それが あなただったら・・・ どうしますか・・・?
<ブログ引っ越し>のお知らせ
新しい引っ越し先は『FC2ブログ』で以下のサイトです
ゆきの地球めぐり旅 (ここをクリック)(同じ題名です)
この新しいブログで毎日更新してるんで よろしくお願いします
*ブログランキングに参加しました*
クリックをヨロシク~^^
にほんブログ村