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ゆきの地球めぐり旅(エキサイト版;旧ブログ2004年10月〜2013年9月)

hitoritabi.exblog.jp

1970年代旅人3年半、48歳でリタイヤ *その後再び『旅人生活』 *拠点&在住は「カナダ」の山の中の『バンフ』@何事もシンプルに! @今のこの一瞬を楽しむ! @出会いを大切に!『毎日更新』(旅移動中は時に例外も)

インド『ジャイサルメール駅』での『感動物語』映画のようなひとコマ



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   ゆきの地球めぐり旅 (ここをクリック)(同じ題名です)

この新しいブログで毎日更新してるんで よろしくお願いします


『感動』などと言っても 随分 漠然とした表現であり

  この感動というのも その時の『周囲状況・心と身体の状態』などによって左右され

     その人によっても その感動は大きく違う・・・


同じ状況に立っても

 ある人は『素晴らしい』と涙することもあるだろうが・・・001.gif

  ある人は『つまんない』とそっぽを向くことだろう・・・044.gif


当然 そのことでの『善し悪しなどはない』・・・所詮自分自身の勝手な思いなんだから・・・


年齢によることもあるだろう・・・

 やはり年齢を重ねれば重ねるほど 体力も衰え好奇心もなくなり気力もなくなる

   「感動する心なんて・・・どっかにいっちまったよ〜」と・・・007.gif


反面・・・小さなかわいい花が『荒れた高地』に可憐に咲いていただけで 

 不思議に感動したりして・・・こういうこともあるだろう〜

  自分の今まで過ごしてきた人生と重ね合わせるのだろうか・・・ 


      * * * * * * * * * * *


前置が長くなった・・・今日は『インドでの感動話』だ!!あくまで個人的な・・・006.gif


 これから話すことは インドでの『とある光景』を観て 

  本当は・・何でもない事だったんろうけど・・

   そのとき『すごく感動』して 不思議に涙さえ滲み出てきたという話・・・


インド『ジャイサルメール駅』での『感動物語』映画のようなひとコマ_b0051109_851048.jpg
          <インド西端の砂漠の町『ジャイサルメール』の夕暮れ>


2006年2月10日・・・ この日・・・

 ジャイサルメール駅の窓口に列車の切符を買いに行った

  行き先は『ジャイプール』行きの席だ 

   インドでは事前に切符を買わないと乗れないことも多い 

    (自由席などは とんでもない人だかりで座れることはほとんどない008.gif


インド『ジャイサルメール駅』での『感動物語』映画のようなひとコマ_b0051109_8514768.jpg
          <ジャイサルメール・フォート(要塞)からの町の眺め>


この日は暑かった 042.gif

 まぁ〜ジャイサルメールという町は砂漠地帯なので暑いのは当然だが

  この時はまだ2月・・・それでも日中の陽射しはキツい・・・058.gif


切符は無事 買うことが出来 ホッとして宿に帰ることに〜
  (インドでは希望日の席の切符がないことも多い・・・)

そして ブラブラとここに来る時に渡ってきた線路の上に架かっている『陸橋』を渡る

  この日の仕事(切符を買うこと;一日仕事なんです)が片付いたせいもあり

   その陸橋の欄干の手すりに手をかけ 何げなく下を見ていた


インド『ジャイサルメール駅』での『感動物語』映画のようなひとコマ_b0051109_8545945.jpg
          <ジャイサルメール駅構内を陸橋から見下ろした風景>


そこでの風景は 線路と列車とプラットフォーム間を繋ぐ歩道橋・・・

 これから列車に乗ろうとする人々 そして見送りの人々・・・

  見送り・見送られる人々が別れを告げ 列車の中に乗るのにも人だかり   
  

インド『ジャイサルメール駅』での『感動物語』映画のようなひとコマ_b0051109_8561751.jpg
          <2月の暑い午後の中の『ジャイサルメール駅』>
  

そんな中・・・「ボー」という警笛と共に列車がゆっくりと動き始めた

 とそのとき 10人ほどの『ラジャスタン・ターバン』を巻いたおじさんグループが

  線路の上に掛かっている歩道橋の階段を慌てて下りて来て列車に飛び乗って来た


最後にその中の一人の『年老いたおじいさん』・・ 大きな荷物も持っていて

   その階段を慌てて下りて来た ・・・が・・・速くは走れない・・・


列車になんとか追いつきそうになるのだが

 列車の速度は徐々に増し 若者のように列車に飛び乗るには足がもつれて出来ない

   そのままムリに飛び乗れば 転んでしまい危険だ


何度も列車に追いつこうと試みたが とても無理だと思った『おじいさん』・・・


とうとう おじいさんは乗ることを諦め・・・ 

 慌てて駆け下りて来た歩道橋に向かって戻り始めた・・・002.gif

  ほんとにガックリとし・・うつむき加減で・・・下を向いてとぼとぼと・・・歩いている


・・・と!!・・そのとき!!・・・列車の速度が急に落ち始めて来た


そして・・なんと列車が止まったのだ!! もちろんこの『おじいさんの為に』005.gif


駅員が「ほらっ今だ 早く乗れ」と言いつつ 重い荷物を持ってあげ

 おじいさんと一緒に走り励まし 無事に乗ることができた・・・049.gif


そんな・・まるで『映画のワンシーン』のような光景を

  陸橋の欄干に手をかけ オレはジッと観ていた・・・

  オレの胸は 自然に『ジーン』と熱くなり 思わず涙ぐんでしまった・・・007.gif


人によっては 何でもない光景なんだろうと思う・・・045.gif

  でもこの時のオレは・・・『感動している心』を持っていたようだ


2日後・・・

オレはそんな思い出を胸に・・・この同じ時間出発の列車でジャイプールに向かった・・・



 *この時の感動写真が 残念ながら ほとんどなかった・・・

   きっと この光景に目を奪われ・・・カメラを向けるのを忘れていたようです・・・



  *以下の写真は『インド列車内&駅構内の写真』です(参考までに)

インド『ジャイサルメール駅』での『感動物語』映画のようなひとコマ_b0051109_923145.jpg
          <インドの寝台列車の内部様子 2段ベッドと3段ベッドがある>


インド『ジャイサルメール駅』での『感動物語』映画のようなひとコマ_b0051109_93774.jpg
          <インド南部『バスコ・ダ・ガマ』Vasco Da Gama駅構内>



 

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by tabibito-yuki | 2012-08-20 09:29 | •インドindia(99年〜)

by 旅人ゆき